シーズン一段落につき・・・・
レースが終われば切り子出してぇ~~~!!ってことじゃないですけど・・・・加工月間が始まるわけです・・・・・・・。
ってか、アルミの切り子の山で何やってんだかわかりませんね・・・・・・
ちょっと、お掃除♪
見えてきましたねぇ~
エアブローしてっと・・・・・・・・・・
って、わかりましたかね・・・・・・
そうです、お得意のベルハウジングですね
右がベースです・・・・。すでに出来上がっているものの交換用パーツになりますが、SKR的には寸法取りから新規作製です。
が、ブレンボのフローティング・ボビン使ってましたのと、ローターがブレンボ・ピッチのφ355だったので、もれなく過去データを引っ張り出して修正して即加工でした・・・。
ただし・・・・今まで使ってたベルにはちょっと問題が・・・・・・・・
前後同じベルでしたが、リヤはハブ外径が大きかったのでしょうね・・・・・・
これって、ハブに背負ってますよねぇ~・・・・・ベルのR部分が・・・・・・・・・・・・・。
どこ製なのかはわかりませんが、ちょっと、よろしくないことになっていますね。
しかも、ベルとボビン接点がとんでもないことになっていました・・・・・。
元は、その部分の修正・・・・といっても、修正できるわけもなく、基本的に交換=製作という運びになったのですが・・・・・・・・。
使用環境がどうなのかはわかりませんが、材質は??????とも、思えるぐらいの減りようでした・・・・・・・。
当社の製作したベルも、スーパー耐久と言う過酷な条件で数台の車が使用していますが、確かに減りますけど・・・・・、どれだけ使用するとここまで減るんだろうか????
ちなみに、車は待ち乗りプラス走行会のはずです・・・・・・・・。キャリパーはS耐レベルのブレンボ削り出しキャリパーです・・・・・・・、けどさ・・・・・・・・?????
ちなみにボビンとベルの辺りに関するところ、初期に関しては、正直、硬質アルマイト塗膜で『頑張ってぇ~!!』みたいなノリなんですけどね・・・・その先のベース素材に関しては・・・・・確かに、アルミですからねぇ~???
正確にはジュラルミンを使用してますけど、ジュラルミンと一言に言っても種類があります。当社では超々ジュラルミンと言われるA7075材と言う物を使用しています・・・・。
まぁ、材料選択として、間違いは無いと思われますが・・・・・・、こんなに減るかな????と、ちょっと思いました・・・・・はい・・・・。
正直、材料は非常に高価なものです・・・・・・で、そんな高価な塊の材料をハッキリ言ってぺらっぺらに近いぐらい削っちまいますからね・・・・そりゃ、切り子の山ですよ(笑)
AE86用のACGプーリーっすね。
これはA2017材を使ってます・・・・・それに、硬質アルマイト処理です。
ちなみに、こいつの敵はベルトっす・・・・・ゴムですよ・・・・・(笑)
って、笑ってられないんですよ・・・・ゴム相手に減りやがるんです・・・・・・・・・!!
世の中、不況でコスト削減だの言ってますけど、使用用途・・・・・考えないと・・・・・
材質とかって、実際、見た目は同じですよねぇ~。正直な所、見ただけでは私もわかりません・・・・・。ただのジュラルミンと超が二つ付く超々ジュラルミン・・・・・・・。
もしかするともしかするのかもねぇ~・・・・・・・なんて思った今日この頃でした・・・・・。
材質選択は非常に難しいです。材料工学と言うものがあるわけですし、アルミにペンキも当然塗れますが、およそ良く目にする物はアルマイトというもので着色されていることが多いでしょう。
腐食と言うものもアルミの敵ですので、アルマイトは良く行う加工です・・・・・が、軟質アルマイトと硬質アルマイトって物も違うんです。私は、着色目的と、当然腐食防止と言う観点で軟質アルマイトも良く使いますが、硬質アルマイトとは色目がなんとなく違います。
私が思うに、問題のベースのベルは硬質アルマイトがそれなりの塗膜で入っているのはわかりますが、取れた後が??????です。
まぁ、何が言いたいかってことなんですけど、安い安いを目指したって、実際はどうなのよ????ってこと・・・・・じゃないですかね?????
多分、高価なものでしょうし、使用状況的にはありえる状況かもしれません・・・・が、SKRとしては、信念を持って材質選択から加工まで・・・・・頑張ろうと思う今日この頃です。
まぁ、独り言ですわ・・・・・年末にかけて・・・・・なんか、最近独り言・・・・・増えてるなぁ~
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